革命記念日
今日はイランのイラン・イスラム革命記念日
٨٥.١١.٢٢ یک شنبه
イランの各地で祝典が行なわれます。
以前イランの小学校1年生の国語(ペルシャ語)教科書を見た時に、イスラム革命についての学習内容が記載されていて驚いた事がありました。
←小学1年生ペルシャ語の教科書より
( خاطرات انقلاب )[革命の思い出]の「イマームが来ました。」と書かれた挿絵。
この挿絵、どなたが描いたのだろう?美しいと思う。
しかし、こんなに小さいうちから革命の勉強をするには難しいのではないか?
愛国心と言う言葉とは縁遠かった私にとって、こんなにも明確に国を愛する姿勢を教科書で述べている事にも衝撃を受けました。
イランの人達に伺うと、確かに難しいと思うし早すぎると思うと話していました。
また、1979年に起こった革命の事を今の若い世代は知らないので、忘れて欲しくないと言う政府の強い希望からくる政策なのだと話していました。
またこの話を他の国の方々に話した時に、意外なお話を伺う事が出来ました。
わりと多くの国では、小学校の教科書に、愛国心を育てる内容がみられるとのお話でした。
なるほど、愛国心と言う物にアレルギーを感じてしまうのは、ごく少数の国にとどまるものなのかもしれない。
イランの教科書に写真が必ず掲載されているイマーム ホメイニ氏の存在は、一般市民にとってどんな存在なのだろう?

←小学3年生算数の教科書より
そう思って身近なイラン人に色々伺ったところ、今の政府に賛成な人だけではなくて、意外と現政府に反対の立場の人の中にも敬愛している方々が多いという事を知りました。
なるほど、それだけのカリスマと言う事ですね。
また、面白い話を伺う事も出来ました。
革命の時にホメイニ氏が演説したスピーチを完全に収録したフィルムをイランで見つけるのは、とても難しいとのお話でした。
なぜ?イランが敬愛するホメイニ氏のスピーチなのに?と伺うと、
「ホメイニ氏はあまりにも理想をスピーチしすぎたからだよ。たとえばガソリン代や電気代等を完全無料にすると話していたんだよ。今の政府がホメイニ氏のスピーチを放送したりすると困る事も多いから、隠しているんだよ。」とのお話。
本当なのかな~?
もし本当ならその動画を観てみたいものです。
話はもとにもどって、先日イランの高校生とお話しする機会があって、期末テストがやっと終わってホッとしていると言う流れになったのですが、どうやら歴史が難しくて苦手なのだと言う話になりました。
私は、「イランの歴史の授業は、ペルシャの広大な歴史が出てくるので面白そうだと思うけど?」と話したところ、「それならいいのだけれど、革命の所ばっかり出てくるからつまらないですよ。」との事でした。
そうか、小学校から高校までの間、毎年となるとつまらなくなってしまうのも納得!
イラン政府の思惑とは裏腹に、子供達の心はイラン革命の誇らしい歴史から遠ざかって行くのかもしれない。
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